経歴

 

f:id:za74253:20190111011504p:plain

はじめまして。元消防士であり、現在は看護学をやっています。

 

経歴を交えて簡単な自己紹介をしたいと思います。

 

 

 

東日本大震災がきっかけで

 2011年3月11日、私がまだ高校2年生の頃です。東日本大震災が発生し、その時にTVや新聞で人命救助を行う救助隊や救急隊をみて、「将来は救急救命士になろう!」と考えました。

 人命救助の最前線にて1分1秒を争う職業にやりがいを感じたからです。

f:id:za74253:20190110232307j:plain

 

専門学校へ入学

 高校を卒業後、救急救命士の資格を取得するために専門学校へ入学しました。

 1年次から訓練の授業が多く、「山岳救助訓練」「海難救助訓練」「水難救助訓練」「雪崩救助訓練」「ロープ結索訓練」など、とにかく訓練が多く試験も実技試験ばかりでした。そのほか、解剖学や病態学など基本的な医療知識を叩き込まれました。

f:id:za74253:20190110233244j:plain

 

 2年次には病院での実習や消防署での実習が始まりました。実際の傷病者に胸骨圧迫や補助換気などを初めて実施しました。また、付近の中学校に出向き、AEDの使い方や一時救命処置の方法を指導したりしました。

f:id:za74253:20190111000349j:plain f:id:za74253:20190111000926j:plain

 

 3年次の前半は、公務員試験にむけて本格的な講義がスタートしました。消防官になるためには、一次試験である筆記試験。二次試験である体力試験。そして最後に面接があります。消防官を目指す人は年々増加しており、倍率は15倍~がほとんどでしたw

 受験者が120人で採用人数が2人の市町村もあり、いかに一次試験で高得点を取るかがカギでした。

 

 結果として、私は全滅しましたw

 

 来年もう一度挑戦することにしました。

 

そんなこんなで次は救急救命士の国家試験が待ち構えていました。

 

授業はなく、すべて単位に関係のない講座や自習ばかりでしたので、近くのドトールで朝から夜まで追い込んでいましたが、学校にばれて焼きをいれら(ry

 

そんなこんなで国家試験の当日を迎えました。「A問題」「B問題」「C問題」「D問題」があり、それぞれに合格基準があります。たとえば、A問題が満点でも、B問題が8割以下の点数だと落ちます!

  

 みんなが最も恐れたのはC問題です。たったの12問ほどしかなく、ミスれるのは2問までなんです!つまり、「あと1問正解していたら受かっていたのに!!」なんてことが普通に起こりうるのです。

 

 

まぁ、無事に受かりました!

 

f:id:za74253:20190111000106j:plain

 

 

公務員予備校時代

専門学校を卒業後、救急救命士の資格を取得したはいいけど就職浪人!

消防士を目指すために公務員予備校へ通いました。

f:id:za74253:20190111011719j:plain

 

 全日制でいったので、朝から夕方まで講義があり、その後は夜遅くまで自習していました。そう、おなじみのドトールにて(常連になり長時間いても注意されなくなりましたW)

 

勉強を追い込んだおかげで、どの市町村の一次試験も余裕で突破しました。自分なりに第一候補、第二候補の市町村を決めていましたが、、

 

 

またもや全滅w

 

さすがに笑えないよとっつぁん。。

f:id:za74253:20190111011926j:plain

 

 これからどうするか悩んだ結果、もう一年就職浪人をすることに。

 

 翌年、おなじ公務員予備校にお世話になりました。公務員模試を実施した結果、、

 

 

5155人中1位! 偏差値77!

f:id:za74253:20190111012736j:plain

 

オールA判定でした。これは一次試験は余裕なので、面接の練習と筋トレに重きを置きました。

 

試験当日、一次試験を難なく突破し、体力試験も終え、面接では思ったことを正直に伝えました。

 

 

 

だめでしたw

 

 

さすがに心が折れ樹海に行こうと思いましたね苦笑

f:id:za74253:20190111012910j:plain

消防官になる

 

自暴自棄になっていたころ、一本の電話が入りました。

知らない番号。。。。。。

 

「誰やねん、道連れにしたろかぁ!」

そう思い電話に出ると、相手は以前通っていた専門学校の担任からでした。

 

 私が試験に落ち続けていると聞いたらしく、救急救命士の資格がある人限定で受けられる試験があるとのことでした。俗にいう救命士採用です。しかも面接のみ。

 

 藁にも縋る思いで、その町(ごめんなさい正直ド田舎)の公務員試験を受けることにしました。

受験者は3人。採用は2人。

 

 

やっと受かりました!!!!

 

 

が、それから時が経ち。

 

 

私の中で何かが変わりました。

 

3回も面接で落とされていたし、そもそも消防に向いていないのではないか?

それに、救急救命士の資格を取得した理由は、大災害の最前線で医療を用いた人命救助をしたいから。それに、

 

救急救命士が行える医療行為って少ないよね!?

 

そう考えるようになりました。

 

以前から災害医療について調べおり、気になっていたのがありました

 

DMAT】 

f:id:za74253:20190111013109g:plainf:id:za74253:20190111013326j:plain

 

 

 災害派遣医療チーム(さいがいはけんいりょうチーム)とは、災害派遣医療チーム(さいがいはけんいりょうチーム)とは、医師、看護師、救急救命士やその他のコメディカル・事務員等で構成され、地域の救急医療体制では対応出来ないほどの大規模災害や事故などの現場に急行する医療チーム[1][2][3]。
Disaster Medical Assistance Team の頭字語「DMAT」(ディーマット)と呼ばれる。 

  以前通っていた専門学校で行った病院実習で、ドクターヘリに搭乗するフライトナースの男性のことを思い出しました。その方は救急看護師として、救急現場に出動したり、災害が発生した際に被災地まで迅速に出動し人命救助を行ってました。

 

救急救命士よりも高度な医療行為が行え、最前線にもいける。。。)

 

 

これだ!私が本当にやりたいのは!!

 

思い立ったら即行動!仕事を辞め看護学校の受験を無勉で挑みました。

 

すると一次試験はすんなり突破してので、面接も余裕や!と思いました。

 

 

だめでしたw

まぁ、人生そんな簡単にはいかないよねー(棒読み)

 

看護予備校へ通う

 もう後には引けないので、看護予備校へ通うことにいしました。看護大学や専門学校に入学するために「国語」「数学」「英語」「理科」をいちから勉強しました。

 

 公務員試験を受けていたころは、毎日10時間も追い込んでいたので、すぐに成績優秀者と認定され、仲良くなった人たちに教えていましたw

 

 以外にも私のような社会人経験者の方が多く、子持ちの方もたくさんいました。

 

さすがにもう試験に落ちるわけにはいかないと思い、勉強や面接の練習を必死にやりました。合計13校のオープンキャンパスにも足を運び、どの学校を受験するか考えました。

 

 結果として、受験した学校すべて合格しました!

 

選び放題ですので、立地条件や設備、病院実習場所などを参考に考え

私が現在通っている学校を選択しました。

 

 

 

看護学生になる

そして現在に至ります。一年次の講義は解剖学や病態学が多く、救急救命士の国家試験勉強と範囲がかぶっていたので、テストではほとんど90点超えですので、新しくできた仲間に勉強を教えるという毎日を過ごしています。

 

 

 

最後に

好きなことに挑戦するのは20代までと決めていますので、もうこれ以上投げ出したりはしません。

 

 将来的には、救急の認定看護師となり、フライトナースやDMAT隊員として人命救助を行い、より多くの人の命を救う現場で働きたいです。